水谷IT支援事務所 水谷 哲也

Googleトレンドで検索ボリュームがわかる

 Googleでは、いろいろなサービスを提供しています。サービスの一つであるGoogleトレンドを使うとキーワードがどれぐらい検索されたか時系列で表示されます。使い方は簡単でGoogleトレンドにアクセスし、キーワードをいれるだけ。

例えば、「クリスマス」で検索すると毎年、冬にずらっと検索の山が並びます。

季節変動が大きなキーワードということが分かります。「越前ガニ」や「みかん」で検索すると同じように冬に波があらわれます。

 夏と言えば、関西では「鱧(はも)」。特に祇園祭に鱧は欠かせません。祇園祭は、別名、鱧祭りとも呼ばれています。Googleトレンドで「鱧」と検索すると夏に見事な波があらわれます。

言葉の揺らぎを調べられる

日本語には「引越、引越し、引っ越し」や「ヘッドフォン、ヘッドホン」など、どちらが正しいともいえない曖昧な言葉があります。これらを『言葉の揺らぎ』とよびます。ホームページ作成は集客を目的としていますので、なるべく多く検索されるキーワードで作るのがベスト。どのキーワードがよいのかGoogleトレンドで比較検討できます。

まずは「引越」とキーワードをいれて検索します。次にトピックの「+キーワードを追加」をクリックして「引越し」、「引っ越し」とキーワードを追加すると、キーワードごとの検索ボリュームが比較できます。結果は一目瞭然で「引越し」が一番。ホームページを作るにあたっては「引越し」をメインのキーワードにしてページを作るとよいでしょう。

ワイシャツそれともカッターシャツ?

 モノの呼び方に地域差がある場合、Googleトレンドを活用できます。例えば東日本では「ワイシャツ」と呼んでいますが、西日本では同じモノを「カッターシャツ」と呼びます。ワイシャツの語源は英語のホワイトシャツの発音を明治時代の人が「ワイシャツ」と聞き間違えたところからきています。また「Yシャツ」だと誤解している人もたくさんいます。

カッターシャツは大阪のスポーツメーカー・ミズノが作ったスポーツ用シャツで「勝った」からつけられた商標名です。これが西日本に拡がり定着しました。
Googleトレンドで「ワイシャツ」、「カッターシャツ」とキーワードをいれて調べると検索ボリュームが多いのは「ワイシャツ」ということが分かります。次にGoogleトレンドの少し下にある「地域別人気度」の「都市」をクリックすると日本のどの地域での検索が多いのか分かります。

ワイシャツの検索が多いのは渋谷区、港区、千葉市、横浜市と東京周辺が多いのに対し、カッターシャツでは大阪市、神戸市、京都市、福岡市が並びます。

大判焼き、今川焼き、それとも回転焼き

地域差があるモノの呼び方で典型的なのが「今川焼き」。全国的には「大判焼き」とも呼びますが、関西から西日本にかけては「回転焼き」になります。また広島など中国地方では「二重焼き」と呼んでいます。

「太鼓まんじゅう」という呼び方もけっこう拡がっています。東北で強いのは「おやき」、三重県では「天輪焼き」です。Googleトレンドで調べると検索が多いのは「大判焼き」ですが「回転焼き」もけっこう検索ボリュームが多く、「今川焼き」と張り合っています。

最近、関西では「御座候」という呼び方が幅をきかしています。これは関西を中心に出店しているお店の名前で、愛知県の「おやつ饅頭」、静岡県の「ホームラン焼き」など店名がモノの呼び方になっている地域があります。横須賀のどぶ板通りには丸半というお店があり、横須賀市民は商品名の「三笠焼き」で呼んでいます。

皆さんの地元では「今川焼き」のことをなんと呼んでいますか?